ドラちゃん図書カードが手元に・・・!

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本日は、本の話題三昧で

図書カードのススメ!
今年の本屋大賞は『52ヘルツのクジラたち』
書店と図書館と古本屋の使い方

の3本立てです。



図書カードって、何故こんなにワクワクするのでしょう。
ドラえもん50周年ということで、限定カードらしいです。
5千円分の図書カード複数枚を頼まれたのに、千円のカードを包むという
大失態をおかしたことがある元書店員りーらいです、ごきげんよう!
早めに気が付いたので、事なきを得ましたが、
ピーターラビットの3種類て全部似てるんだよ・・・色違いでね;v;
今も変わらずあるのかしら。

調べてみたら、今も残っていました!
デザインは変化していて(5千円のは絵も豪華でわかりやすくなってるw)
西洋絵画シリーズと、松尾たいこシリーズというものが増えていました。
セザンヌ、スーラ、モネ、ルノワール、全部いいなああ!!
お財布にモネの絵画が入っているなんて、ウキウキしそう。
え?平安時代の女性が描かれているのが、図書券だろう?という人は
私と同年代です(にっこり)



さて、そんな図書カードを持って、ルンルン本屋さんへ参りましょう。
今年の本屋大賞が決定しましたね~~ヾ(●´▽`●)ノ
今回、1冊も読めていませんので、気になる本だけピックアップします。

52ヘルツのくじらたち/町田そのこ
虐待という単語を見ただけで、重い題材だなと感じましたが
みんなが勧めたくなる物語に選ばれたということは、
その中にきっと救いの視点も描かれているのでしょう。

52ヘルツで鳴くクジラは実在していて、この世に一頭しかいないのだとか。
でも、その音波は確認できても、姿は一度も観測されていないという
正体不明のクジラ。
その周波数で鳴いたとしても、他のどのクジラにも音が届かない、聞こえない。

これを人に置き換えて、どんなストーリーが繰り出されるのかも気になりますが、
正直、クジラのドキュメンタリー見たいなぁ!?
群れに入れないであろう、たった一頭の孤独なクジラ。
まだどこかで静かに泳いでいるのかと、広大な海に想いを馳せる。



そして、他のノミネート作品も、全部読破して紹介してくれている
動画などを見たせいで、どれも魅力的に感じています。
特に、自転しながら公転する/山本文緒 は、
20代30代女性の生々しい人生が描かれていると知り、一番読みたい作品です。
読者のターゲット層が絞られてますが、書店員にも一番多いのがこの層だと思うので
5位という順位はドンピシャに響いた人が多いのでしょうね。

もう1作、八月の銀の雪/伊与原新
オルタネート/加藤シゲアキ と共に、直木賞の候補作にも入っていた作品。
著者は、どうやら理系の話を物語に盛り込む人のようで、
今作も科学のトリビアがたくさん詰まっています。
文系の自分にとって、理系という未知の世界に興味がある今日この頃。

翻訳小説部門で大賞を取ったのは、ザリガニの鳴くところ/ディーリア・オーエンズ
著者が受賞の喜びを伝えるビデオメッセージで、自著を逆さに持っていたのは、
ネタだったのでしょうか、うっかりさんだったのでしょうか。
今でも気になって夜しか眠れません。
全米で500万部突破!と聞くと、とんでもない部数ですね。
湿地の小屋で一人で生活している少女と、発見された男の死体。
少女の成長と不審死事件が絡み合うストーリー。






さて、ここから書店と図書館と古本屋、全てを使いこなす私の知恵をば。

こういう文学賞にノミネートされた作品て、図書館でいざ借りようとしても
予約がたくさん入っていて順番がなかなか回ってきません。
今すぐ絶対読みたい!という本は書店やAmazonに走りますが
私が使う奥の手は、『この著者の他の作品を図書館で借りてみる』です。
中古で買うのも手ですが、単行本で人気作ともなると大して値段は変わりません。
でも、違う作品を読んでも意味ないじゃん!!と思うでしょう?
著者が遠くない過去に、同じ題材で書いていること、結構あるんですよ・・・!
しかも、ノミネートされているくらいなので、大概は実績のある人が多いです。
そうすると、過去作にも素晴らしい作品を書いています。
あらすじなどは、インターネットで簡単に調べられるので、
面白そう!読んでみたい!と、ビビっときた作品を選ぶだけです。

1冊読むと、
あまり合わなかった、もう読まないかも。と、
面白かった~また機会があれば他の作品も読もう。と、
大好き大好き!!!この著者の作品全部読む!!!書店行ってくるわ!!!!

の3パターンどれかに、私の場合は派生します。
勿論、大好き!と思っている著者でも、あれ?この作品はいまいちかも・・・
という時もあります。
全部全部、当たりを引こう、失敗したくない、と思うと厳しいです。
面白い作品にたくさん出会える人って、本でもゲームでも映画でも音楽でも
つまらないもの、残念なもの、自分に合わないものにも、膨大に会っているはずです。
そういう意味でも、
初めての著者をリスクの少ない図書館で読んでみるのは、とてもオススメ。

ビジネス書や自己啓発本も、検索すると案外するりと借りられたりします。
手放したくないほど好きな本だったら、買えばいいだけです。

ということで、最近また新しい図書館に行って心がぴょんぴょんしている私の
図書館推しな文章になっていまいましたが、
書店にも勿論がんばっていただきたい!
逆ソクラテス/伊坂幸太郎 は本屋大賞にノミネートされる前から
久しぶりに購入していた単行本です。
表紙が凄く良い・・・あらすじも小学生たちが主人公で面白そうと手に取ったけれど
ジャケ買いと言っても過言ではない(4位おめでとうございます!)

本は読みたいけど高いよ・・という人は、
どうか図書館や古本屋の存在を思い出してください。
これからもガンガン読んでいくぜ!本のために生きてるのぜ!という人は、
一緒にもりもり買っていきましょうね。
そして、どんな人にも、素敵な作品との巡り合わせがあることを願っています。



では、ドラちゃんの図書カードを持って
またお目当ての本を探しに行くよ~♪



私が参考になった文学youtuberベルさんの動画を紹介して、
今日は終わりにしたいと思います。
お付き合いありがとうございました。

Thank you for taking the time to read.
See you soon:)